積立投信の仕組みづくりはライフスタイルの見直しから始めよう

ミニマリスト

 

みなさんこんにちは。

ピピです。

最近は、コロナ渦にありながらも日経平均の著しい回復や米国ダウが最高値を

更新するなど投資に関する話題がニュースでもよく取り上げられていますね。

私も2016年から積立投信を始めましたが、この4年間で利益が約100万円、

約20%の運用利回りを達成しています。

積立投信を始める4年前までも、一定の資金で積立貯金をしていました。

しかし、「時間」「複利」を活用する積立投信とそれを実践する仕組み作りを

学んでからは、資産形成にはこの方法がベストであると確信できました!

ということで、今回は僕が実践している積立投信を実践するにあたっての

仕組みをお伝えします。

 

 

積立投信とは

 

特に意味はありませんが、私は投資信託の積立を行っているため、

「積立投資」ではなく、「積立投信」という言葉を使用しています。

そもそも積立投信とは、

毎月決まった額を決まった投資信託の購入に充てること

を言います。

 

 

毎月の収支を把握できていますか?

 

最近は職場の同僚からも積立投信の相談をよく受けます。

その際、私は必ず次の質問をします。

「あなたは自分(または家庭)の毎月の収支を把握できていますか?」

この質問にすぐに答えることができる人は、正直あまり多くありません。

理由は簡単です。

多くの人が収入は把握していても、支出についてはざっくりとしか把握

できていないからです。

そのため、毎月自分(または家庭)にどれくらいの収支があるのか分からないため、

積立投信を始めたいと思っても具体的な行動に移すことができないんです!

 

 

自分の状況を知ることから始めよう

 

積立投信を始める前は、自分(または家庭)の状況を知ること」が重要です!

なぜなら、現在の自分の状況(財布の中身と例えます)が分からなければ、

目指すゴールに到達するための戦略が立てられないからです。

言い換えるなら「逆算力」とでも言っておきましょう。

これは仕事でも何にでも通じる力だと思います。

逆にこの部分を突き詰めることができれば、積立投信を始める準備の半分は

終了したも同然です。

 

 

毎月の収支をノートに書き出してみよう

 

では、具体的に自分(または家庭)の状況を知るにはどうすれば良いのでしょう?

答えは簡単です。

「ノートに書き出してみること」です。

ここが仕組みづくりの最大のポイントです!

現在の状況を「見える化」できれば具体的な戦略が組み立てられるからです!

パソコンでエクセルなどを使用しても問題ありませんが、できる限り手書きで

行うことを強くオススメします。

理由は、手書きの方が自分の記憶に残りやすいからです。

そしてこの作業はできる限り定期的に実践してください!

(参考例として)

<収入> <支出>
給与 ※住宅ローン(または家賃)
子供手当 食費
光熱水費
日用品
通信費
化粧品代
ガソリン代
※自動車維持費(車検・税金は月額換算)
※保険料(月額換算)
※税金(固定資産税等は月額換算)
交際費
雑費
お小遣い
貯金

 

書き出す際のポイントは、

 ・一括払い、年に1回の支出項目(車検・保険料・固定資産税 等)も月額換算する

住宅ローンもそうですが、これらの項目はボーナス払いで対応している人が

多い傾向があります。

しかし、ボーナスは不確定の要素が大きいため、できる限り毎月の給与から

資金を捻出できるように家計を改善しておくことをオススメします。

実際、コロナの影響で大企業と言われるANAなども今年の冬のボーナスの支給は

見送られています。

また、自営業の方はそもそもボーナスなんてありません。

 

しかし、積立投信はこの仕組み作りさえできてしまえば、あとは「ほったらかし」

なんです。

 

 

固定費を徹底的に見直そう

 

では、どうやって積立投信の原資を捻出すればよいのでしょうか?

それは「固定費の徹底的な見直し」です!

「すでに削れる部分は全て削っているよ」と言われる人もいると思いますが、

即効性が高い順として、次の項目が考えられます。

①通信費(携帯、インターネット)

②保険

③日用品等の生活費

④お小遣い

⑤自動車に係る費用

 

一番簡単で即効性があるのは「通信費」ですね。

携帯で、大手キャリアで月に10,000円使っている人も格安キャリアに乗り換えれば

少なくとも半額以下にはできるでしょう(これで年間約6万円削減)。

最近では政府が携帯料金の大幅見直しを大手キャリアに呼びかけ、

通信量が多くても安いプランが発表されました。

時間も掛からず負担も少ないため、すぐに検討してください!

 

次に挙げるのは「保険料」の見直しです。

僕の場合、家族3人で年間の保険料は約10万円です!

(※地震保険と火災保険は除きます)

将来的にはまだ削減する予定ですが、現在の自分の年齢と家族構成を考えると

これくらいは必要と考えています

内訳は次の通りです(全て年間での保険料)。

生命保険(3,000万補償)で約30,000円

ガン保険(夫婦2人で一時金100万円・通院治療費月10万円補償)で約50,000円

所得補償(月10万円)で約18,000円

年間で約100,000円、月額に換算すると約8,333円です。

昔は医療保険や個人年金保険にも加入していたため、年間約20万円近く払って

いましたが、不要と判断した上の2つの保険は4年前に解約しました。

国の保険制度(高額療養費制度)や、自分の加入している組織の保険組合で

付加給付の制度があることを知り、解約した保険の必要性が低いと分かったからです。

 

日用品も見直せる対象です。

僕はミニマリストを志す生活に切り替えてから、シャンプーやボディーソープなどを

止め、牛乳石鹸のみに切り替えましたが、全く問題ありませんでした。

妻も化粧品などで月に15,000円くらい使用していましたが、見直しを行い

今では化粧品も月に3,000円くらいになっています。

CMでやっているような化粧品でなくても全く問題ないと言っています。

 

お小遣いや交際費も見直しの対象になるはずです!

あなたは行きたくもない飲み会で1回あたり3,000円、4,000円使っていませんか?

最近はコロナの影響で飲み会も減っていると思います。

この際、自分にとって不要と思う付き合いは見直しましょう。

また、コンビニなどでつまみ食いをしていませんか?

1回あたりは数百円でもちりも積もればで結構な金額を見直せるはずです。

 

自動車維持費も生活スタイルで難しい部分はあると思いますが、可能な限り小さく

することをオススメします。

 

自分(または家庭)の財布(支出)を見直すことは、自分がこの先の人生を

どのように生きていきたいかを見直すということです!

 

できる限り小さな暮らしができる人、小さな暮らしで満足できる人は

収入が減ってもその中で楽しんで暮らしていける能力を身につけています。

それってものすごいスキルなんです!

そのことが分かってから、僕は自分と家庭の支出について、必ず1ヶ月おきに

見直しています。

すでに毎月必要な支出をした後で、相応の額を貯金できるお金が残っている人、

それができる家庭は問題ありませんが、そうでない人はまず自分(家庭)の

財布(支出)を見直す作業から始めてみてください。

必ず削減できる余地はあるはずです。

逆に削減余地が無いという方は、今の生活スタイルが合っていないということです。

 

 

手取りの2割は積立投信に回そう

 

自分(家庭)の財布(支出)の見直しが終了してからが本番です。

積立投信は、毎月ある程度まとまった金額を積立てないと、資産が爆発的に

増えません。

最近ではよく「1円からでも投資が始められます」みたいなキャッチコピーが

あります。

確かに積立投信を始めるハードルは下がりましたが、1,000円や10,000円では

資産は爆発的に増えません。

積立投信の額についてですが、イメージとして最低手取り額の2割を積立投信に

充当しましょう!

手取り40万円なら8万円くらいになります。

もちろん家族構成や、年収に違いがあるのは分かります!

なので、「2割も捻出するのは難しい」と思う人もおられると思います。

ですが、そんな意見は承知で繰り返します!

「最低手取りの2割を積立投信に捻出しましょう」

 

1つ注意点を挙げますが、現預金で必要な生活資金を6ヶ月から1年分

確保した後で行ってください。

なぜなら、不測の事態で緊急性のお金が必要となる可能性があるからです。

僕も必要な生活資金分の現預金は確保しています。

しかし、以降の給与については、生活費を除いて預金に充当することはほぼ

していません。

その理由は、「預金で置いておくことはリスクにしかならない」からです。

 

 

預金は単なるリスクでしかない

 

僕は今37歳です。

僕の祖父世代は、銀行に預金として置いておけば、自然に増えていく時代でした。

でも、そんな時代はとっくに終わっています。

未達成ではありますが、国は2%の物価上昇をずっと目指している状況です。

にもかかわらず、銀行の預金金利はほとんどが0.001%です。

ネット銀行で0.25%を出しているところもありますが、ほぼ大差ありません。

 

もう分かりますよね?

「預金では国が目指す物価上昇に対応できないということです」

 

単純な話、今100円で購入できたものは、来年102円になることを国は目指して

いるんです!

でも、今100円を銀行に預けても来年102円にはなりません。

金額が大きくなればもっとイメージしやすくなりますよね。

つまり、物価上昇を上回る運用をしなければ、相対的にみて僕たちは額面上、

貧しくなっていくということです!

この事実をほとんどの人が正確に理解できていません!

 

 

自分の資産は自分で作りながら守る

 

結局、今の世の中、預金だけでは貧しくなるだけなんです。

だからこそ積立投信で、自分の資産を増やしながら守っていく必要があります。

そのことが理解できれば、積立投信も支出の見直しも一生懸命頑張ろうと

思えませんか?

僕もこの事実にあと10年早く、できることなら幼少期に気づいておきたかったです。

だから、自分の子供には小さい内からこの事実を伝えていこうと思っています。

 

あなたもまずは自分(家庭)の財布(支出)を見直すところから始めてみませんか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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