こんにちは。
三度の飯より靴磨きが大好きなピピです。
この記事を見ているということは、あなたもshambord(シャンボード)に興味があるということですね!
この記事では、購入して丸2年経過したParaboot shambord(パラブーツ シャンボード)のエイジング状況をお伝えします。
シャンボードの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
2年間履いたshambord(シャンボード)のエイジング
この写真は、2019年に購入したシャンボードの履き下ろし前になります。
まだ、初々しさを感じますね。
それから約2年間、週2のペースで履き続けたシャンボード、
その結果がこれです!(ジャーン)
2年間でここまで育ちました!
履きジワが入り、ワックスを塗っていることを踏まえても、シャンボードが醸し出す雰囲気が少し大人びたように感じませんか?
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僕がParaboot shambord(パラブーツ シャンボード)に心を奪われた理由
僕がシャンボードに心を奪われた理由、
それはインスタグラムで偶然見つけた1枚の写真が
きっかけでした。
その写真がこれです!
美しいエイジング!!
今見ても、「これが同じシャンボードか?」と
疑ってしまうくらいの美しさです!
この写真に一目惚れした結果、
僕はParaboot(パラブーツ)、そしてshambord(シャンボード)に興味を持ちました。
Paraboot (パラブーツ)について
簡単ですが、Paraboot(パラブーツ)のご紹介です。
パラブーツの歴史は1927年、フランス・ヴォアロン地方の靴職人レミー・リシャールポンヴェール氏が滞在先のアメリカで入手した1足のラバーで覆われたブーツとともに帰国したときに始まりました。同氏はその靴をヒントに、ブラジルのパラ(PARA)港から直輸入されていた天然ラテックスを底材に使用した靴を着想。そして自ら立ち上げたブランドに、その輸出港の名からとった「PARABOOT(パラブーツ)」というブランド名を付したのです。そして、そのパラゴムを原料に独自のゴム合成法を開発し、特許を取得。こうして自社でラバーソールを製造する、世界で唯一のシューズメーカーが誕生しました。
Paraboot(パラブーツ)の興味深い所は、最初に一般労働者や消防士、郵便配達人、軍人らの間で支持され、ワークシューズとして世に受け入れられてきたことです。
また、冒険家たちが愛用したことで、アウトドアシューズとしての地位も獲得しているという歴史もあります。
Paraboot(パラブーツ)の特徴
革靴メーカーにはそれぞれの特徴があります。
そんな中でも、Paraboot(パラブーツ)一番の特徴は、次の2点でしょう!
①ノルヴェイジャン・ウェルト製法
ノルヴェイジャン・ウェルト製法と言えば、パラブーツですね。
ノルウィージャン製法(norwegian process)とは、登山靴やスキー靴など、雪道を歩くための堅牢な靴作りに用いられる製法です。「ノルベジェーゼ製法」「ノルウェイジャン製法」「ノーウェイジャン製法」など様々な呼称があります。
ノルウィージャン製法は、アッパー(甲革)とインソール(中底)をすくい縫いした後、アッパーとインソールを出し縫いし、インソールとアウトソール(本底)を出し縫いする製靴方法です。
靴が堅牢に仕上げることを目的としているため、コバの張り出しも少なく、無骨な見た目をしています。履き始めは硬く重い印象の靴ですが、アッパーとインソールが縫い付けられているため安定感があります。出典 : Spica靴用語集
図で言うとこんな感じですね。
実際の画像だと…
また、無骨に感じるシャンボードですが、ビジネス(特にジャケパンスタイル)、カジュアルの両方で活躍してくれる存在です!
②自社開発した質実剛健のラバーソール
Paraboot(パラブーツ)は、革靴メーカーにおいてラバーを自社開発している唯一の会社です。
その中でも、
シャンボードには「パラソール」という名称のラバーが使用されています。
僕が感じるシャンボードの印象は、
「とにかくタフ」です!
この2年間ガシガシ履き続けました。
しかし、それを考慮しても、かかと部分のソールは思ったほどすり減っていません。
そしてもう1つ、このソールに感動したことがあります。
それは…
足が全く疲れない!
もちろん個人差はあると思います。
しかし、僕が仕事でシャンボード履く時、約12〜14時間は履きっぱなしになります。
僕は営業職ではないのですが、歩く時間は営業の偏り少ないですが、プライベートの買い物等で、ほぼ1日中履き続けた時でも、足の裏が痛くなったという記憶はありません。
Shambord(シャンボード)の履き心地
結論から言うと僕は「◎」と言う評価です。
良いと感じた部分としては、
・長時間履いても足裏が痛くならない
・グリップ力があり、雨の日や濡れた路面でも滑らない
でも、気になった部分もあります。
それは…
・羽根部分を閉じて履かなければいけない
これも個人差があると思います。
シャンボードは平均的な日本人の足に対して、甲の部分が高く作られています。
そのため、靴の中で足がズレないよう、靴紐で羽根部分を締めて甲をフィットさせる必要があります。
僕が履いているシャンボードのサイズは、UK7(日本サイズ24.5cm)です。
しかし、購入時にハーフサイズ小さいシャンボードを履くと、つま先がキツキツでした。
そのため、UK7サイズを購入することになったのですが、そのサイズでは羽根部分を目一杯締めて履かないと足が靴の中で少し動く感じでした。
僕の革靴仲間で、シャンボードを履いている人が数名いますが、大半同じ状況でしたね。
逆に羽根部分を締め過ぎず、フィットして履けている方は、ぜひ教えてください。
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気になる部分もお伝えしましたが、やっぱりParaboot(パラブーツ)shambord(シャンボード)を買って本当に良かったです!
出掛ける時にこの靴を履くと、やっぱりテンションが上がります。
実は、シャンボードについては履き心地が良かったこともあり、このカーフとは別にコードバンモデルも購入したんです!
【徒然なる革靴日記】Paraboot(パラブーツ)chambord(シャンボード)コードバンの履きおろしについて
こちらのシャンボードについても、また改めてエイジング記録を書きたいと思います。
シャンボードは本当に良い靴です。
シャンボードの購入を検討されている方、ぜひあなたにも素敵なシャンボード、そして革靴ライフを送っていただければと思います。
それでは。
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