金融知識(ファイナンシャルリテラシー)を身につけなれば格差は拡大するだけ

資産運用

こんにちは。

ピピです。

最近、いろいろな金融に関する本を読む中で、強く意識するようになったことがあります。

それは同じ年収や同じ家族構成であっても、「ファイナンシャルリテラシー」を身につけているかどうかで、資産総額などの経済的余裕に大きな差が生まれているという事実です。

もし、あなたが「ファイナンシャルリテラシー」を身につけていないら、今すぐにでも勉強を始めるべきです。

そして、子供がいる家庭なら、子供にも伝えていくべきです!

なぜなら、今までもそうですがこれからの時代においても、金融知識(ファイナンシャルリテラシー)の差がそのまま経済格差につながるからです。

 

金融知識(ファイナンシャルリテラシー)が経済的余裕の差を広げる

 

若い時は、ひたすらガムシャラに働くのが当たり前?みたいな風潮がありましたが今は違いますよね。

コロナの影響で、大企業に勤める人でさえ早期退職の対象やボーナスの大幅カットが当たり前となりました。

大企業に勤めている人は、世間的には比較的多くの給料をもらっているはずです。

しかし現実には、そのような人たちでさえ、日々の生活は決して楽ではないと言った記事がネットや新聞で飛び交っています。

だからこそ、今お金とともに自分や家族の将来について考えるべきタイミングだと僕は思います。

「お金だけが全てではない」という考え方も否定はしません。

しかし、お金があれば選択肢が増え、自分や家族の幸せにつながることも事実です。

そのポイントこそが「金融知識(ファイナンシャルリテラシー)」になるんです。

そして、あなたはこの「金融知識(ファイナンシャルリテラシー)の差」が、そのまま経済的格差につながっているという事実に危機感を持たなければいけません。

僕も前職で銀行に勤めていたこともあり、比較的お金に余裕がある人を見てきました。

そんな中、どうしてこれほどまでに経済的余裕に差が生まれるのか興味を持ちました。

そして、その答えがまさに「金融知識(ファイナンシャルリテラシー)の差」であるということに20代で気づきました。

そこから僕も、金融知識(ファイナンシャルリテラシー)の差が人生の豊かさに大きな影響を持つことを知り、自分から必死で勉強するとともに情報を取りにいくようになりました。

そうすることで、世間では当たり前と思われていることが逆にリスクであったり、当たり前ではないということに気づくようになりました。

 

知っている人と知らない人の差は大きくなるばかり

 

あなたは貯金(預金)が安全だと思いますか?

安全と思った人は、残念ながらファイナンシャルリテラシーが低いと言わざるを得ません。

預金金利が5%以上もつくような時代ならまだしも、現在は預金金利がほぼ0%の時代です(実際には、ほとんどが0.001%)。

こんな時代に、貯金(預金)だけで資産形成をしている人はリスクを抱えているだけです。

なぜなら、国はある程度のインフレを目指しているからです。つまり、今日の100円で買えたものであっても、1年後には100円では買えない日常を政府は目指しています。

こんな状況下で、貯金(預金)だけしかしていない人は、資産が目減りするだけです。

しかし、金融知識(ファイナンシャルリテラシー)が無ければ、この単純な事実にも気づくことができません。

保険もそうです。

日本人は世界から見ても保険が大好きな国民です!

日本では、保険は住宅ローンに次ぐ2番目に高い買い物と言われています。

例えば生命保険料、全世帯平均で月額約32,000円がこの数年の統計で算出される額と言われています。

年換算だと384,000円、これが仮に30年だと約11,520,000円となります。

保険は確率論になるので、もちろん保険に加入していて助かったという人もいます。しかし、現実にはほとんどの人が結果論になりますが、入っておかなくても良かったということになります。

そもそも保険に入るにあたって、あなたは日本の医療制度についてキチンと調べてから加入しましたか?

保険の外交員や街中にある保険の無料相談窓口で、「万が一のために」なんて進められるままに加入していませんか?

あなたはすでに毎月の給与から保険料を支払っていることを認識していますか?

日本には「高額療養費制度」など、すでにあなたが毎月の給与から支払っている保険料で受けられる保険制度がいくつもあります。

あなたの保険料は、保険会社の従業員の高額な給与や、CMなどの広告料に充当されているという事実も知ることが大切です。

このような事実も、ファイナンシャルリテラシーがないと、気づくことができなくなります。

しかし、ファイナンシャルリテラシーがあれば、掛け捨てになる保険料(もちろん積立型などの商品もあるが)を運用する形で手元に残したりするなどの選択肢が生まれます。

つまり、世間的に当たり前と思われている行為がファイナンシャルリテラシーの観点から考えると全く当たり前ではない、むしろ非効率であるかもしれないと言った目線で捉えることができます。

 

学校は答えのある問題しか教えてくれない

 

中学、高校、大学受験を振り返ってみてください。

あなたは学校で国語、数学、理科、社会、色々な科目を学んだと思います。

しかし、基本的に答えがある問題、つまりは○が✖️でしか答える問題しか学んだ記憶しかないのではないでしょうか?

なぜなら、現在の学校教育は、受験に合格するための教育を学ぶことに比重が置かれています。そこでは、早く正解を見つけることが念頭に置かれたシステムになっています。

そして、そんなシステムを採用する現在の学校では、ファイナンシャルリテラシーを教えてもらう機会はほぼありません。

生きていく中で一番重要なことが、今の日本の学校では学ぶ機会さえ与えられていないのです。

そのため、多くの人が大人になっても、お金に関する知識を何も持っておらず苦労してしまうのです。

 

金融知識(ファイナンシャルインテリジェンス)を身につけないと支払い続ける人生になってしまう

 

日本の風潮として、しっかり勉強して良い成績を取り、良い大学に入って大企業に入ることが人生の幸せにつながると考える人はまだまだ続くと思います。

しかし、その流れに乗れたとしても、本当に経済的に豊かになっているとあなたは感じていますか?

僕自身も約15年前に世間的には大企業と言われる会社に入りました。その時、これで経済的にある程度は豊かに過ごせるかなと思った時期がありました。

しかし、蓋を開けてみれば全くそんなことはありませんでした。

働いても働いても、本当の意味で自分の生活が豊かになることはありませんでした。

今では、その理由がはっきりしています。

なぜなら、当時の僕は金融知識(ファイナンシャルリテラシー)を身につけていなかったからです。

そのため、本当に有益なお金の使い方を知らず、働いて給与をもらい、そこから国に税金を払い、そこまで多くない残ったお金で生活するというサイクルを繰り返していました。

もちろん税金を払うことは、国民の義務のため、その部分を省略することをしてはいけません。

しかし、何も考えず、そのサイクルだけを繰り返していては、僕たちはずっと国にお金を支払いを続けるだけの人間になります(おそらく国にとってはその方が良いのでしょうが・・・)

だからこそ、ファイナンシャルリテラシーを身につけて、自分の資産を効率的に増やすとともに、当たり前と言われている世間の行動パターンに疑いを持つという視点が重要になってきます。

あなたもファイナンシャルインテリジェンスを身につけて、少しでも早く経済的不安から解き放たれる人生を掴みましょう!

それでは。

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