【積立投信】あなたのゴールは何年後?積立投信のスタンスをもう一度考え直そう

積立投信

 

こんにちは、ピピです。

株式市場は、一時的に約30年ぶりの高値圏に突入しましたね。

NYダウも、史上初めて30,000ドルを超えてなお上昇を続けています。

コロナ禍なのに、上昇を続ける株価に実体経済が追いついていない感はありますが…

しかし、そんな状況は気にせず、僕は2021年もコツコツ積立投信を続けていくスタンスです。

 

あなたのゴールはどこですか?

 

メディアから入ってくる相場の情報は、短期的な情報が中心です。

その日だけの値動きに特化した情報が多く、長期的な目線で語られる情報がほとんどありません。

そんな情報ばかりだと、「今日は相場が上がった下がった」と、一喜一憂するだけになります。

そのため、僕も毎日相場の確認はしますが、値動きについて一喜一憂しません(基準価額が下がった時には追加購入の検討はしますが…)。

なぜなら、僕自身が目指すゴールはまだまだ先だからです。

少なくても20年以上はまだ先ですね!(目指すは生涯現役!)

 

相場は長期的には上がる傾向にある

 

相場の世界に「絶対」という言葉はありません(※投資は自己責任でお願いします)。

しかし、長期的なトレンドで見れば、一時的な下落を経験しながらも相場は上がり続けているという確かな事実があります。

実際、NYダウは市場最高値の30,000ドルを更新し、現在も上昇を続けています。

日経平均も、史上最高値を付けた1989年12月の38,957円44銭には及びませんが、2011年以降は上昇傾向が続いています。

このような事実があるにも関わらず、それでも短期的な目線で積立投信を考えてしまう人が少なくありません。

相場の動きを極端に短いスポットだけで捉えてしまい、下落局面になると、損失が怖くて売却してしまう人が多いのが残念です。

 

僕たちは長期投資家を目指すべき

 

投資において、短期間で利益を上げるのは簡単ではありません。

プロの投資家でも勝ったり、負けたりを繰り返しています。

なぜならプロの投資家は、極端に短いスパンの中で結果を求められ、勝負せざるを得ないからです。

それこそ、数日や数ヶ月の中で勝負していることがザラでしょう。でもそれは、その結果が自分たちの給料に直結するし、それが彼らの存在意義だから行っている投資行動です。

そんなプロ投資家と僕が同じ土俵で勝負することは無謀です。

その理由は、僕とプロ投資家には投資に対して注力できる時間と情報量に圧倒的な差があるからです。

それならば、同じ土俵で勝負するのではなく、着実に利益を積み上げる可能性が高くなる長期投資家を僕たちは目指すべきなんです!

 

自分で決めた積立投信に対する考え方の軸を曲げない

 

とはいえ、最近は1日での相場の動きが大きい傾向にあります。

そのため、積立投信を始めたばかりの方の中には、収益がプラスになったり、マイナスになったりすることもあると思います。

実は、2018年からですが「共通KPI」という指標が公表されるようになりました。

投信を販売する金融機関が、顧客のニーズに応える「顧客本位の業務運営」で、「どのような成果を上げているか」を示した指標のこと。KPIは英語表記「Key Performance Indicator (重要業績評価指標)」の頭文字です。金融庁は投信を販売する全ての金融機関に提出を求めており、個人投資家はこれを比較して、自分に合った販売会社を選択できます。指標は、毎年3月末を基準に(1)全ての顧客の運用状況を損益区分ごとにグラフにした「運用損益別顧客比率」(2)預かり残高上位20銘柄のコストとリターンを比較した分散図(3)同銘柄のリスクとリターンの分散図-の3種類です。2018年3月分のデータから公表が始まりました。

株式会社時事通信社より

なぜこのような指標が公表されるようになったかというと、

それまでも各金融機関でKPIの情報開示はありましたが、その情報に統一感がないため、比較することが困難でした。

結果、どの金融機関が本当の意味で、パフォーマンスの高い運用成果を挙げているのか分かりづらいという問題点がありました。

しかし、この『共通KPI』により、それぞれの金融機関が同じ基準で情報開示を行うようなったことで、金融機関の運用成績(その商品を購入した人に利益が出ているかどうか)が一目で分かるようになりました。

興味のある方は、ぜひ調べてみてください!

 

僕が運用しているセゾン投信とひふみの状況は?

 

僕が積立をしているセゾン投信が発表している共通KPI実績報告では、全体の約66%がプラスとなっています(※2021年1月10日時点)。

この数年、相場の乱高下の影響で、2016年以降にセゾン投信で積立投信を始めた人の多くは損益がマイナスとなっています。

しかし、僕が積立投信を始めた2016年時点では、100%ではありませんが、ほぼ全ての人が損益がプラスになっていました(僕も2016年から始めましたが、プラスで推移しています)。

もう一つ僕が積立投信を行っているひふみについては、2016年以降に積立投信を始めた人でも95%以上がプラスの評価となっています。(ひふみの共通KPI)

現在は、「相場の乱高下が激しく本当に大丈夫?」という気持ちが出てくるのも当然です。

過去にはリーマンショックなど、大幅に相場が下落した時期があります。

しかし、そんな時期に種を仕込み続けている人ほど、相場が好転した時に得られる果実は大きくなっています。

つまり、どんな状況になったとしても、

「積立投信を続けるというスタンスを変えない」

ことだけが、利益という果実を掴む近道だという結果は出ているんです。

逆に相場が下落した時は、安い価格で多くの口数を購入できるチャンスと捉えることができる考えを持つことが重要なんです!

 

相場に居続けた人だけが利益を受け取れることを知ろう

 

最終的には、相場に居続けた人だけが利益を享受できるという事実は変わらないでしょう。

【積立投信】コロナによる暴落時でも市場に居続けることの大切さを実感した2020年

しかし、その期間は短期ではダメなんです。

少なくとも10年以上は必要と思ってください。

とりあえず、僕は30年居続けること目標にしていますが、最終的には自分の人生が続く間はずっと居続けるつもりです。

なぜなら、その方が受け取れる果実(利益)が大きくなることは過去の実績から分かっているので…

でも、多くの人が一時的な相場の下落に耐えきれず、退場してしまいます。本来なら得られた果実を放棄してしまって…

それって本当にもったいないことですよね。

すぐに結果を出したい気持ちは僕も一緒です。

でも、あなたの最終的なゴールはどこですか?

その気持ちをもう一度考えて、積立投信を続けていきましょう。

それでは。

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